オブリーン

保険適用肥満薬オブリーンについて。

保険適用の肥満治療薬オブリーン

オブリーン

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2013年9月20日に約20年ぶりに日本で肥満治療薬が認可されました。

脂肪吸収抑制剤「オブリーン錠120mg」(一般名:セチリスタット)です。

今まで日本で唯一認可されていたのは、食欲抑制剤のマジンドール(商品名:サノレックス)のみ。

今回承認された武田製薬が製造販売するオブリーンは、脂肪吸収を抑制する働きを持つ肥満治療薬で、今まで国内で扱われていたのは日本未承認のオルリスタット(商品名:ゼニカル)のみでした。

2013年11月上旬現在、まだ発売されていませんが、予定では11月中旬頃とのことなのでもうすぐですね。業界全体はもちろん、病院でのダイエットを希望する患者さん側からもオブリーンへの期待度はかなり高い模様です。

先輩承認薬マジンドール(サノレックス)よりも保険適用の基準が低いので、今まで保険適用で処方してもらえなかった人も保険が適用される可能性があるからです。

マジンドール(サノレックス)の保険適用基準
BMI値35以上

オブリーン(セチリスタット)の保険適用基準
BMI値25以上
糖尿病及び脂質異常症を有している人

マジンドール(サノレックス)のBMI値35以上という数値は高度肥満にあたるので、一般的なダイエット目的の人では中々いないと思われます。

オブリーンのBMI値25以上という数値は、過体重というレベルの人が入る数値です。標準体重のBMI値が22と言われているので、25なら超える人も容易にいると思われます。BMI値基準が大幅に広くなったので一般的なダイエット目的の人でも保険適用処方が受けられる可能性が出てきたのです。

ただし、オブリーンはBMI値以外に糖尿病、脂質異常症を有している人という基準もあります。そこで糖尿病、脂質異常症の診断がないからといって保険治療をあきらめるのではなく、まずは病院で診察を受けることをオススメします。肥満気味の人は自覚はなくとも脂質異常症などの生活習慣病を有している人が非常に多いからです。BMI値25で標準より少し過体重の知り合いが病院で健康診断を受けたところ、脂質異常、糖尿病予備軍の診断を受けたという例もあります。そんなに太っていないと思っても隠れ肥満が見つかる可能性もありますしね。

もう一つ、オブリーンが注目されている理由がマジンドール(サノレックス)のような服用時の副作用の懸念が少ないからと言われています。

マジンドール(サノレックス)は薬理作用が覚醒剤のアンフェタミンと類似しており、視床下部の摂食中枢への食欲抑制作用を働きかける薬です。長期服用で身体に耐性ができて効かなくなり、覚醒剤同様依存性などの副作用があることから、最長でも3ヶ月以内の処方とされています。

オブリーンは脂肪吸収時に必要な分解酵素リパーゼの働きを抑制して脂肪の吸収を抑える薬なので、依存性や耐性といった副作用の懸念がありません。ただ、吸収されるはずだった脂質をそのまま排泄するので、下痢になったり、脂肪便になったりといった副作用があります。

薬ですから多少なりとも副作用はありますし、薬を使っただけのダイエットはリバウンドを引き起こす原因になります。食事療法、運動療法を合わせて行うことで健康的に痩せることができるということをしっかり認識した上で、どうしても薬に頼らざるを得ない場合は必ず病院・クリニックに相談するようにしましょう。

 

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