睡眠不足は肥満の原因と言われています。
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12月に入り、寒さもどんどん厳しくなってきました。
この時期になると冬季うつの症状に悩む人が増えているみたいです。
冬季うつとは…
日照時間の少ない冬の時期になると、日光に当たることで生成される感情コントロール成分セロトニンの分泌が少なくなり、感情が沈みがちになるというものです。
セロトニンはノルアドレナリンやドーパミンと並んで、人間の精神状態に大きな影響を及ぼす成分で、セロトニンの分泌量が減ることで、冬季うつと呼ばれる症状が現れます。
主な症状は…
いくら寝ても眠い…
甘いものが食べたくなる…
やる気が起きない…
などです。
ただでさえ、動くことが億劫になる寒いこの時期に甘いものが食べたくなってやる気もおきない冬季うつって…、ダイエットにマイナスなことばかり!と思っていましたが、眠くなって睡眠時間が増えることに関してはダイエットに効果的みたいです!
米国スタンフォード大学の研究グループが、睡眠時間と食欲に関係するホルモンについて研究したところ、平均睡眠時間8時間の人と比べて、5時間以下の人は、血中の食欲が増進するホルモンであるグレリンが14.9%も増加し、逆に血中の食欲が抑えられるホルモン、レプチンについては15.5%も減少したそうです。
出典:https://news.livedoor.com/article/detail/8280128/
要するに、
平均睡眠時間が5時間以下の人は食欲が増え、太りやすい状態になる
ってわけです。
睡眠不足は食欲を増大させるだけでなく、糖分を分解するインスリンの働きを低下させてしまうので、糖尿病のリスクも増大させてしまうようです。食欲はアップするし、糖尿病のリスクは増えるし、で睡眠不足はいいことありませんね。肌にもよくありませんし…。
何かと忙しく睡眠不足になりがちな季節ですけど、睡眠だけはしっかりと取る必要がありそうですね。冬季うつ防止の日光浴と合わせて心がけたいところです。