所得と肥満は反比例するという調査結果が発表されました。
厚生労働省が昨日31日発表した国民健康・栄養調査によると、
世帯所得が年200万円に満たない人は、比較的高い収入のある人に比べて野菜を食べる量が少なかったり、運動の習慣がなかったりと、生活に問題があった。
また、肥満に分類される人の割合は、男性は所得との関連が見られたなかったのに対し、女性は所得が低いほど肥満の人が多いことが判明した。また、喫煙者も所得が低い方が多いことが判明。
この結果に対し厚生労働省は、低所得者には生活習慣を改善する時間的余裕がないとの指摘している。
ですって。
やっぱり野菜高いし、一般的に健康に気を使うものはお金がかかりますものね。ネット掲示板でも、貧乏人は食に金も暇もかけらないといった声が多いようです。
また今回の調査では、男性の5.7%の人が脳卒中と診断されたことがあるとの事。
脳卒中は脳の血管がつまったり、破れたりして、その先の細胞に栄養が届かなくなって、細胞が死んでしまう恐ろしい病気です。
厚生省は
「これまで健康増進の為に個人の行動を変えようとしてきたけど、今後は社会環境の整備も必要だ」
としています。
健康の為に運動をする時間がなかったり、栄養バランスの取れた食事を取るお金がない人でも出来ることから気をつける必要がありますね。
間食はしないとか…
夜9時以降は食事しないとか…
お酒は週末だけとか…
なるべく階段を使うとか…
お金と時間をかけずに出来ることはたくさんあると思います。
全部一気にやろうとすると無理が生じてリバウンドしてしまう恐れがあるので、一つずつでも出来ることから始めることが大切です。
好きなことをして、好きなモノを食べて楽しいと感じていられるもの、身体が健康だからこそ。
健康を害してしまったら、好きなことも出来ず、好きなモノも食べれず、病院に通うことになり、それこそ多大なお金がかかってしまいます。
そう考えると、収入が少なくても、少しでもやれる限りの体調管理をすることが後々お得です。
今回の調査で喫煙者の割合も低所得な女性の方が多いことが判明しました。タバコに含まれているニコチンは太りやすいカラダを作ると言われています。しかも、1日1箱喫煙する人の1ヶ月のタバコ代はかなりの金額になるはず。タバコを止めるだけで、経済的にも健康的にもプラスになるのは間違いありません。
まずは、健康の為にタバコを止めることから始めて下さい。
イライラして余計カラダに悪い…
という人がいます。
昔はそうだったかもしれませんが、今は薬を使ってイライラせずに止めることが出来るんです。
タバコ代よりも安い値段で治療することが出来るので是非お試しを。