IRX3遺伝子の有無で肥満になりやすさが違ってくる!?
テレビでも特集され注目を集めるDNAダイエット。
自分がどういった肥満遺伝子を持っているかによって効果的なダイエット方法が変わってくるので、より無駄なくダイエットする為には、あらかじめ自分が持つ肥満遺伝子を把握し、その遺伝子に最も効果的なダイエット方法を行うというものです。
肥満遺伝子を知るには、肥満外来などの病院で遺伝子検査を行うか、DNASLIMなどの自宅で検査できるダイエット遺伝子検査キットなどを使うのが主流です。
注目を集めているダイエット遺伝子、肥満遺伝子ですが、肥満遺伝子の中で最も肥満に関係する遺伝子を特定したとの研究論文が先月、2014年3月12日の英科学誌ネイチャーに発表されました。
出典:https://www.afpbb.com/articles/-/3010249
「IRX3」という遺伝子で、マウスを使った実験では、IRX3遺伝子を持っていないマウスの方が約30%近くも体重が軽かったとのことです。このIRX3遺伝子の機能を調べることで肥満になりやすい傾向などがわかると期待されています。
発表した研究チームを率いる米シカゴ大学のマルセロ・ノブレガ(Marcelo Nobrega)氏は、
この研究で最終的には、IRX3がどのように細胞に影響を与え、体重を制御しているかを特定することで、肥満を生じさせる効果を阻害する薬剤を開発することができるかもしれない。
と述べています。
食欲を抑制したり、脂肪の吸収を阻害したりという薬はありますけど、そもそも肥満が生じないようにできるっていうのが何だか想像もつきませんけど、可能になったら素晴らしいですね。