ダイエットの基本はカロリー制限、脂肪消費、基礎代謝の改善。これらをバランスよく取り入れて健康的なダイエットを心がけましょう。
ダイエットの基本は、カロリー制限と運動をして基礎代謝をアップさせることです。
具体的には、食事によるカロリー制限、適度な運動による脂肪の消費、基礎代謝の改善(促進)等が重要です。
何も摂取しなければ必ず痩せます。
ただ、一気に摂取カロリーを抑えるのは精神的なストレスもあり、リバウンドの危険もあるのであまりオススメ出来ません。 摂取量を少しずつ減らして、精神的にもストレスがかからないようにするのがベストです。
健康的なダイエットには食事制限の他に必ず適度な運動が必要となってきます。筋肉量の増加に伴いエネルギー消費が高まるからです。
ご飯一膳分のエネルギーを消費する為にはどれ位の運動量が必要かというと…
運動を全くしていなかった人が突然運動すると脚や腰への負担になるので、徐々に運動量を増やしていくようにしましょう。
忙しい現代生活を送っている我々には運動をする時間が中々作れないという問題もあります。そういった方はエスカレーターやエレベーターは使わずになるべく階段を使うといったちょっとした努力で日常の中で運動量を増やすことが出来ます。
基礎代謝とは安静にしているときの消費エネルギーで、呼吸をしたり、心臓を動かしたり、体温の維持など人間が生きていく為に最低限必要とされるエネルギーです。
体質や生活習慣により人それぞれ違いますが、一般に加齢と共に基礎代謝は低下していきます。中年になって太るというのは、この基礎代謝の低下が原因といわれています。若い頃と同じ量のカロリーしか摂取していなくても、年を取って基礎代謝が低下する事によって過剰摂取状態となり、エネルギーが脂肪として蓄積されていくのです。
有酸素運動や筋力トレーニング。筋肉に熱エネルギーが生産されるので基礎代謝が高くなります。
脂肪細胞には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があります。
褐色脂肪細胞は首周りや脇の下に多く集まっており、エネルギーを消費する役目を持つ細胞で、白色脂肪細胞はエネルギーを蓄える役目を持つ細胞です。
身体が寒くなると褐色脂肪細胞は白色脂肪細胞からエネルギーを受け取りそれを燃やすことで熱を生み出し体温を上げます。褐色脂肪細胞の働きが悪いとエネルギーを燃やすことが出来ず体温を上げることが出来ません。つまり、この褐色脂肪細胞が活性化する事でより多くのエネルギーが消費され基礎代謝量がアップするのです。